そろそろ離乳食が始まる時期。
「バンボって離乳食に使ってもいいのかな?」と疑問に思い、「バンボ 離乳食 よくない」「バンボ 離乳食 だめ」と検索するママやパパが増えています。
特に初めての育児だと、安全性が分からず不安になりますよね。
SNSや口コミでは「前のめりになって吐き戻した」「座らせてもすぐ嫌がる」「腰に負担がかかりそう」といった気になる声も。

便利そうに見えるバンボですが、離乳食用の椅子としては「よくない」が管理栄養士としての答えです。
でも、できれば使えたら嬉しいですよね。実は離乳食いすとして使えるケースもあるんです!
実は赤ちゃんの安全が確保できれば、本格的な離乳食チェアを買うまでのつなぎとして活躍するんです。
- バンボが離乳食椅子としてよくない理由
- 安全に使うためのポイント
- バンボ代わりに選ばれている椅子
離乳食にバンボがよくない理由、腰すわり前の長時間使用はダメ


腰すわり前の赤ちゃんから使えて便利でかわいいバンボ。でも長時間の使用はよくないのが専門家としての答えです。
腰すわり前に使うと発達に悪影響?
バンボは「腰すわり前でも座れる」ように赤ちゃんをすっぽりサポートする構造の商品。
言いかえると筋力をつかわなくても座れてしまうので、自分で座る練習を妨げる可能性もあります。
長時間テレビを見せるなど過度につかうと赤ちゃんの、筋力の発達を妨げてしまうかもしれません。
姿勢が崩れて前のめり→吐き戻し・誤嚥のリスク


バンボは背もたれが浅く、股部分が高いため、赤ちゃんの体が前のめりになりやすい構造。
これが離乳食中の吐き戻しや誤嚥につながることがあります。
また、股の間のストッパーがお腹に食い込み圧迫されると嘔吐しちゃうことも。



離乳食を食べさせているときに激しくムセこんだり、苦しそうなときはおろしてあげましょう
脊椎や股関節に負担がかかる?
一部の専門家では、座る位置が固定されるため、赤ちゃんの背骨に無理な圧力がかかるとの意見も。
やっぱり長時間使用(たとえば30分以上)は避けた方が無難です。
足が床につかないことで安定姿勢が取れない
離乳食を食べるとき特に重要なのは「足がつくこと」
しっかり踏ん張ることで体感が安定して、食べやすくなるからです。
でもバンボでは足が宙ぶらりん。結果として、食事姿勢が安定しないので赤ちゃんが食べにくく、食べが悪くなりやすいんです。


よくないとはいえ…バンボが役立つシーンもある


管理栄養士としての意見は「離乳食にバンボはよくない」なのですが、2児のママとしては「ちょっとした時に役立つ!」という経験もあるのが本音です。



バンボが絶対にダメとは言いません!
離乳食初期の少量&短時間の食事なら、「座らせやすい・汚れても洗いやすい」というメリットが。
- 水拭き・丸洗いできるので掃除が楽
- 軽くて持ち運びしやすいので、実家・旅行先でも便利
- 爪切りやお着替えなど「ちょっと座っていてほしい」シーンで活躍
- 短時間15〜20分程度までの使用なら発達への影響なく使えそう!
もしバンボをこれから買うなら、テーブル付タイプの方がおすすめです!


このバンボマルチシートはテーブル付きなのでローチェアとしてそのまま離乳食に使えるし、なんと大人のダイニングチェアにベルト固定できるので重宝します!
実際に離乳食にバンボを使った人のリアルな口コミ
では実際の先輩ママの口コミを紹介します。
ダメ派は、吐き戻しや思わぬ抜け出しで危険を感じた、との意見が。
おすすめ派は気軽につかえる、ちょっとしたお世話に重宝した、との意見がみられました。
バンボ使えなかった、吐き戻してしまった(ダメ派の意見、口コミ)


- 腰すわり前に使ったら前かがみになって吐き戻した
- 生後4ヶ月で使ったら前のめりで吐き戻した
- お尻がフィットせず、抜け出して危ない
- 使い始めは便利だったが、8〜9ヶ月頃には抜け出すように
- 背もたれがないので、反り返って危ないこともあった
- 子によるが短期間しか使えない、大きめ赤ちゃんはすぐサイズアウト
- 座らせてもすぐに嫌がって泣いてしまった
- ハイチェアに替えたら食べる量が増えた
バンボを離乳食で使うメリット(おすすめ派の意見、口コミ)


一方で「短期間だけ使って便利だった」「お下がりで使ってみたら意外とよかった」という声もあります。
- ホールドされて姿勢保持するから、赤ちゃんが食事に集中しやすい
- 軽量・コンパクトで持ち運びに便利(外食や実家など)
- 汚れても水拭き・丸洗いでき、衛生的に使える
- 付属のテーブルをつけたら前かがみせず、集中して食べるようになった
離乳食以外にも赤ちゃんのお世話をするときに役立ったという口コミも!




- 短時間なら「ちょっと座っててほしい場面(朝食・おやつ、爪切り、ヘアカットなど)」で便利
- お風呂のベビーバスチェアとしても使えた
バンボを使うなら知っておきたい安全な使い方
- 使用は「腰すわり以降」の方が安心(生後6~7ヶ月頃)
- 1回15〜20分以内にとどめ、様子をこまめに観察
- 姿勢が崩れそうなときは、タオルなどで背中やわきにサポートを
- 無理に座らせず、嫌がったら無理せず中止を



バンボから抜け出したり、姿勢が安定せず苦しそうなときはおろしてあげよう
【代替案】バンボがだめなら離乳食にはどんな椅子がいい?
離乳食には良いとは言えないバンボ、ではどんな方法で離乳食を開始するべき?
- 膝の上で食べさせる(初期は少量・短時間なので問題なし)
- ハイローチェアやバウンサーなど手持ちの他のイスを試してみる
- それでも食べにくそうな場合、ハイチェア・ローチェアを買うのが一番おすすめ
膝の上での食事スタートも◎
- 安心感があり、食事量が少ない初期は食べる練習なので膝の上でもOK
- チェアベルトを補助的につかえば、安定感も増します
ハイローチェア・バウンサーなど手持ちの他のいすを試してみる
- バウンサーでも離乳食を食べれるケースもある
- 新生児期から使えるハイローチェアも離乳食に使える
ビヨンドジュニア・ストッケなどのハイチェア、ローチェア
バンボでの離乳食が難しそうなら、早めに離乳食チェアの購入を検討しましょう。
私はハイチェアの購入を迷いすぎて生後9か月になってしまったので、かなり後悔しました。(買い替えたらめっちゃ食べるようになったため)
- 足置きの方が姿勢が安定するのでおすすめ
- 成長に合わせて高さ調節が豊富なイスが良い
- 5点ベルトだと立ち上がらないのでおすすめ!!
バンボ持ってる人は使ってOK!持ってない人は離乳食専用イスを買おう


バンボは「離乳食椅子」として一時的には使えるものの、長期的・本格的な椅子としてはやや不向きです。



前のめりや吐き戻し、姿勢の不安がある場合は、より安定した椅子への切り替えを検討しましょう。
とはいえ、バンボは座らせやすく手入れもしやすいため、赤ちゃんの月齢・体格・性格に応じて、短時間・一時的に使う分にはとても便利です。
\離乳食に使いたいならこのバンボが使いやすい!/


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